「夜行バスって、やっぱり寝れないよね」
この言葉、本当によく聞きます。
料金が安くて移動と宿泊を同時にこなせる夜行バスは魅力的。
でも、眠れずに着いた朝は疲れがドッと出て、旅どころじゃなくなることも。
この記事では、夜行バスでよく眠れる派の私が「それでも眠れなかった夜」の実体験も交えながら、対策をまるごとまとめました。
対策を一つずつ潰せば、夜行バスでも十分に眠れるようになります。

ひとことでいうと・・・
眠れないのは準備と環境のせい。体質ではないかも
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夜行バスは正直「眠りにくい乗り物」です

まず大前提として、夜行バスは「眠りやすい環境」ではありません。
これは否定しようのない事実です。
ただ、「眠りにくい」と「眠れない」は全然違う話。 なぜ眠りにくいのかを理解すれば、対策の方向性が見えてきます。
座席に座ったまま7〜10時間、それが最大の問題

夜行バスの最大の特徴は、座席に座ったまま長時間過ごすということです。
大阪↔東京間でおよそ8〜9時間、広島↔東京間になると10時間以上になることも。
普段ベッドや布団でのびのびと眠っている人にとって、座ったままで7〜10時間過ごすのはかなりの負担です。
寝返りが打てない、足を伸ばせない、体重が一点に集中する。
これだけの条件が重なれば、眠りにくいのは当たり前とも言えます。
でも、「当たり前だから仕方ない」で終わらないのがこの記事の目的です。
夜行バスで眠れない5つの原因

眠れない原因は、大きく5つに分けられます。
座る姿勢による体の疲れ・痛み
長時間の座りっぱなしで首・腰・肩・足に負担が蓄積します。
特に足のだるさは見落とされがちで、おしりより足を高い位置に上げたくなるような感覚になることも。
エコノミークラス症候群に近い状態です。
「足がだるくてだるくて、それが気になって眠れなかった」という経験は、夜行バスに何度も乗っている私も経験しました。
夜行バス車内の環境音
エンジン音、ブレーキ音、隣の人のいびきや物音、サービスエリアでのアナウンス。
普段の寝室とはまるで違う音環境が、眠りを浅くします。
特に「隣の人のいびきが気になった」という声は、バスの口コミでも非常に多いです。
夜行バス車内の光の問題

トイレなしのバスは休憩のたびに車内が明るくなります。 うとうとしてきたところで照明がついて、また目が覚める。
これが一晩に3〜4回繰り返されると、眠れた感覚が全くありません。
「休憩のたびに起こされて、朝には完全に寝不足だった」という経験は、トイレなし夜行バスあるあるです。
寝るタイミングと社内の明るさが合わないと寝ずらいですね。
夜行バスでの緊張・興奮・不安
旅行への楽しみや、初めての夜行バスへの不安。
「寝なきゃ」と思うほど目が冴えてくる、あの感覚です。
知らない人が隣に座っているというだけで、無意識に体が緊張します。
コンサートや推し活のために乗るとき、興奮して全然眠れなかった、という経験をした人も多いのでは。
夜行バス車内の冷暖房と乾燥
バスの車内は温度管理が難しく、「夏なのに極寒」「冬なのに蒸し暑い」ということがよくあります。
さらにエアコンで車内が乾燥しやすく、喉や肌がカラカラになることも。
体の不快感が、眠りを遠ざける原因になります。
「寒くて眠れなかった」「喉が痛くなって目が覚めた」という声は本当に多いです。
夜行バスで「寝れない」は改善できる?

「私、バスだとどうしても寝れないんです」と言う人がいます。
気持ちはよくわかります。
でも、それは体質ではなく「環境と準備」である程度改善することができます。
私自身、夜行バスはわりとよく眠れる方です。
でも、準備を怠ったとき、バスの選択を間違えたとき、確実に眠れない夜を経験しました。
夜行バスで眠れる・眠れないの違いは、乗る前の段階でほぼ決まっています。
ただし、昼間に観光バスに2時間ほど乗車しただけでも、観光バスに乗るのがしんどいという人がいます。
その場合は、夜行バスは昼間のバスよりも過酷な環境なため、夜行バスではない手段を考えましょう。
夜行バスに乗る前にできること:準備で眠れるかが7割決まる

夜行バスでの快眠は、乗り込む前の準備で7割が決まると言っても過言ではありません。
夜行バス乗車当日、体を適度に疲れさせておく
眠るために一番シンプルな条件は何か。
それは「体が疲れていること」です。
夜行バスに関わらず、家でも疲れていれば眠れる、疲れていなければ眠れない。
それと同じこと。
乗る前日や当日に、ある程度体を動かして疲れさせておくのがおすすめです。
旅行に出発する日なら、出発前に少し多めに歩いたり、荷物を持って動き回ったりするだけでも違います。
「疲れて乗り込む」くらいの状態の方が、バスに揺られながら自然と眠れます。
また、普段昼寝をする人は、夜行バス乗車当日は昼寝はなしで。
私は、夜行バスのバス停に向かう移動中も寝ないように気を使っています。
夜行バス出発前の食事と飲み物、これだけは守ってほしい

食事のタイミングと内容は、思った以上に睡眠に影響します。
これは本当に驚きでした。
空腹で乗るのは最大のNG
これは実際に経験して、かなりきつかったです。
出発直前に夕食を食べるタイミングを逃してしまい、お腹が空いたまま乗ってしまったことがありました。
普段なら、この程度ならお腹すいたまま寝れる状態でした。
しかし、実際にバスが出発するとバスの揺れで、だんだん気分が悪くなってきたような気がしました。
吐き気とまではいかないのですが、不快感が気になってしまい、それが朝まで続いたのです。
これはしんどかった。かなりきつい夜でした。
乗る前にはきちんと食事をとっておくことを強くおすすめします。
ただし食べすぎもNG。腹八分目を目安にした、いつもと同じようなほどよい食事が理想的です。
カフェインとアルコールは乗車前に避ける

コーヒー・紅茶・エナジードリンクなどに含まれるカフェインには覚醒作用があり、就寝前に摂ると眠れなくなります。
また、お酒は「眠れる気がする」と感じる人もいます。
しかし、お酒は数時間後に覚醒作用が出て浅い眠りになりやすく、利尿作用でトイレが近くなるというダブルのデメリットがあります。
乗車前の飲み物はノンカフェインの麦茶やハーブティー、温かいホットミルクがおすすめです。
服装は「寝るための格好」で乗り込む

夜行バスの車内では座席に座ったまま長時間過ごすことになります。
そのため、締め付けのきつい服装は、長時間の乗車で体への負担が大きくなります。
乗り込む前からできる限りゆったりとした服装に整えておきましょう。
椅子に座る姿勢で、お腹など体を圧迫する部分が少ない服装でかつ、外出時でも違和感のない服装がベスト。
夜行バスの車内でいかにもパジャマという服は着にくいですよね。
私は夜行バスではジャージ風の服やゆったりした服を選んで着るようにしています。
また、車内でできることとしては、靴を脱ぐ、ベルトをゆるめる、ジャケットを脱いでブランケット代わりになど。
少しの工夫で眠りやすさがかなり変わります。
特に靴の締め付けは、足のだるさに直結します。
夜行バスに乗ったら靴はすぐ脱ぐのが基本。
私は夜行バスに乗って座席に座ったら、すぐに靴を脱いでスリッパに履き替えます。
夜行バスによっては使い捨てスリッパが用意されている場合がありますが、ない場合に備えて100均で買ったスリッパを使っています。
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夜行バスを選ぶ段階で眠りに差がつく:シートとトイレの話
夜行バスで少しでも長くぐっすり眠るなら、「バスに乗った後でどう工夫するか」より、「どのバスに乗るか」の方が影響は大きいです。
それほど、夜行バスはバスによって車内の環境が大きく違うのです。
夜行バスが3列か4列かが眠りに直結

夜行バスで眠れるかどうかに一番大きく関わるもの。
それは、シートの種類です。
夜行バスのシートには主に3列シートと4列シートがあります。
3列シートは座席一つ一つが通路を挟んで独立したシート。
座席の座り心地も新幹線の指定席並みに座りやすく、カーテンによって半個室状態を作りだすことができます。
4列シートは横に4席並んだ配置で、隣との間にはひじ掛けが一つあるだけ。
隣との距離がかなり近く、知らない人が来ると気になって眠れないという人も多いもの。
実際、私も「隣の人が気になって一睡もできなかった」というケースをよく耳にしました。
音が気になる人、においが気になる人、スマホの光が気になる人。
気になるポイントは人によって違いますが、「隣が近い」という状況は確実にストレスになります。
これだけでも4列シートの夜行バスは人によってはある意味地獄かもしれません。
さらに、普段の昼間のバスで1〜2時間乗るだけでも苦痛だという話を聞いたことがあります。
正直、このように昼間のバスでも苦痛に感じるなら、4列の夜行バスはかなりきつい体験になる可能性が高い。
観光バスや空港リムジンバスで眠れない、くつろげないという人は、夜行バスで快適に過ごすことは難しくなります。
夜行バスはバスの車内で7〜10時間過ごすという長丁場ですから、昼間に苦手なものが夜間に快適になることはありません。
このような場合は、そもそも夜行バスを利用すること自体がおすすめではありません。
とはいえ、「夜行バスで移動したいけど眠るのが不安」という人は、まず3列シートを選んでおきましょう。
夜行バスの3列シートなら、それぞれの座席が独立していてカーテンもあり、プライバシーが確保されます。
リクライニングも深く倒せてフットレストもある。環境としてはまるで別物です。
3列シートを選んだだけで、眠れる確率はぐっと上がります。
座席を選べるバスを選ぶのも重要です。
私が乗った4列の夜行バスは座席指定ができませんでした。
指定できるバスなら、中間の列の窓側を選ぶのがおすすめです。
トイレなし夜行バスで眠れない理由

夜行バスの座席のシートの種類と同じくらい、いやそれ以上に重要なのがトイレの有無です。
夜行バスには、トイレがあるバスとないバスがあります。
トイレなしのバスは料金が安いのが魅力で一定数の人気を集めています。
このトイレなしの夜行バスは、乗客のために1時間半〜2時間ごとにサービスエリアで停車します。
私が乗車した夜行バスは、広島発東京行きのトイレなし夜行バス。
この夜行バスは停車ごとにに車内の照明がつきました。
うとうとしてきたところで明るくなって目が覚める、また暗くなってうとうとしてきたところで明るくなって目が覚める……。
これが繰り返されると、朝までまともに眠れません。
乗車時間が10時間以上という長距離のなか、照明による覚醒が何度も繰り返されて、かなりきつかったです。
これは言葉にできないほど本当につらい。
「次は絶対トイレ付きの夜行バスを選ぶ」と心に決めた夜でした。
休憩で停車するときに照明が付くのかどうかはバスによっても違うのでできるなら確認しましょう。
また、夜間は何回もトイレに行かないからトイレ付きの夜行バスじゃなくても大丈夫。
と思うかもしません。
しかし、トイレ付きのバスに乗ると、まず「トイレにいつでも行ける」という安心感が違います。
不思議なもので、安心すると気にならなくなるのです。
結果的に目的地まで一度も車内のトイレに行かかないことも多い。
だから、悩むならトイレ付の夜行バスがおすすめです。
また、夜行バスのトイレ無しは、トイレ休憩を含む休憩で途中停車する回数がトイレありの夜行バスより多くなります。
途中停車する回数が増えると、目的地までの所要時間がその分長くなる点の違いがあります。
バスを選ぶときは、シートの種類とトイレの有無をセットで確認することをおすすめします。
夜行バスはカーテン・仕切り付きを選ぶと世界が変わる

夜行バスには3列シートと4列シートがあり、3列シートには基本的に仕切りのカーテンがあります。
4列シートはカーテンがないのが一般的ですが、一部カーテンがある夜行バスがありました。
乗車時はカーテンは開いた状態ですが、カーテンを閉めると、3列シートだと1人の個室に、4列シートだと、座面までのカーテンで半個室のような感じになります。
カーテンなしが多い4列シートは、観光バスや空港リムジンバスのような感じ。
もともと、夜行バスを選ぶときはカーテンを重視していませんでした。
3列シートに乗車することが多かったので、選ばずともカーテンがついていたのもあります。
しかし、最近4列シートのカーテンありとカーテンなしに乗車する機会がありました。
4列シートは観光バスの座席のように隣りの座席がひじ掛けはあるものの、席が隣どおし続きになっています。
だから、どうしても隣りが視界に入り、心持ち緊張してしまいます。隣が知らない人ならなおさらのこと。
でも、最初は4列シートの座席は狭いので、カーテンがあっても邪魔なだけじゃないかなと思いました。
でも、そんな4列シートの座席で、カーテンありの夜行バスに乗ってみると、隣に人が来ていてもカーテン一枚あるだけで気になり方がまるで違ったのです。
カーテンを引くだけで隣のことがあまり気にならなくなり、寝る姿勢も座席が狭いながらも自由に動けたように感じます。
夜行バスを降りたときも、眠さや疲れ具合はカーテンがあるだけでずいぶん楽だったので「仕切りがあってよかった」と、しみじみ感じました。
WILLERの夜行バスでは、カーテンではなくベビーカーの日除けのようなカノピーが各席についているタイプに乗車したことがあります。
見た目は独特で初めて見たときはびっくりしましたが機能性は抜群。
隣の座席に座る人の視線を遮る効果はしっかりあり、目を開けても目の前から上方に向かっては周りが見えません。
こういったタイプも、カーテンと同じかそれ以上に効果的です。
夜行バスで4列シートをを選ぶ場合は、カーテンや仕切りの有無を必ず確認してから、予約するか検討しましょう。
夜行バス車内でできること:姿勢・グッズ・体のケア

夜行バスに乗り込んでからも、眠りやすくするためにできる工夫があります。
首と腰を制する者が夜行バスを制する
夜行バスのように長時間座ったまま眠るとき、最もトラブルが起きやすいのが首と腰です。
首の固定
座席に座ったまま眠ると、うとうとするたびに首がぐらぐらと動きます。
すると、起きたときに首が痛い、寝違えたようになったり、肩こりがひどいという経験をした人は多いはず。
ネックピローで首を固定すると、自分で整えなくても枕が首をまっすぐな状態にしてくれます。
これだけでも、眠りの質と翌朝のコンディションが大きく変わります。
私は、100均のダイソーのネックピローを使っています。
ネックピロー(首枕)にはいろいろありますが、荷物にならないように空気を入れるネックピローがお気に入りです。
腰のサポート
座席と腰の間に隙間が生まれると、腰への負担が増します。
また、背もたれをリクライニングシートで倒すと、時間を経ると座るポジションが前に滑る場合もあります。
座布団を使ったり、ブランケットやバスタオルをコンパクトに丸めて腰に当てたりして、楽な姿勢をキープできるようにしましょう。
簡単にできて効果が出やすい、おすすめの対処法です。
足のだるさには「ジャンプ」が効く
長時間座っていると、足がだるくなっきて、思わず座席で正座したくなったり、座面より上に足を上げたくなったります。
エコノミークラス症候群に近い状態なのかもしれません。
足というかふくらはぎのだるさが気になり始めると、眠りが浅くなります。
また、夜行バスは座席が狭いうえに自由に歩くことができないので休憩まで我慢するしかありません。
実際に「足がだるくてだるくて、眠りが浅くなって辛かった」ということがありました。
これに対して意外と効果的だったのが、夜行バスに乗る前にジャンプすること。
本当は夜行バスに乗車する数日前から、トランポリンで飛んでおくのが効果的。
でも、トランポリンではなくても、地面の上で軽くピョンピョン跳ねるだけでOKです。
これをするだけで足の血流が変わって、乗車後の違和感がかなり少なくなりました。
バスの休憩でサービスエリアに降りたときにも、外で繰り返しジャンプしてみてください。
休憩のたびに外に出て軽く体を動かすのはもちろん、ぴょんぴょんジャンプをすることで、足のだるさはましになります。
また、圧縮ソックス(弾性ストッキング)を使うのも有効です。
足の血流をサポートしてくれるので、足のだるさ予防として知られています。
薬局で気軽に手に入るので、長距離の夜行バスに乗る前に一本用意しておくと安心です。
持っていくだけで変わる!おすすめ安眠グッズ6選

グッズの力を借りることで、同じバスでも乗り心地がかなり変わります。
ネックピロー
首の固定に必須。空気を入れて膨らませるタイプが持ち運びしやすくておすすめです。
アイマスク
サービスエリアでの停車時など、外の光が入ってきたときに守ってくれます。 ホットアイマスクなら目の疲れも取れて一石二鳥です。
スリッパ
靴を長時間履いていると、足を締め付けるうえに靴の中が蒸れやすくなります。
夜行バスで少しでも長く眠るには足もリラックスさせたいもの。
夜行バスで寝るときはスリッパに履き替えて足元も自由にしましょう。
耳栓またはノイズキャンセリングイヤホン
エンジン音・いびき・アナウンス音をシャットアウト。
イヤホンならお気に入りの音楽や自然音を流しながら使えます。 ただし、降車する場所を乗り過ごさないよう注意してください。
ブランケットまたは薄手の上着

車内の温度は予測できません。
冷房や暖房で「夏なのに極寒」「冬なのに暑い」というのはよくある話。
コンパクトにたためるブランケットを一枚持っておけば、体温管理ができて眠りやすくなります。
マスク
乾燥が激しい車内では、喉や鼻の粘膜が乾きやすくなります。
マスクは風邪の予防にもなり、乾燥からくる不快感を防いでくれます。
これらはほとんど100円ショップで揃います。 「お守りセット」として毎回バッグに入れておくと安心です。
靴を脱ぐ・ベルトをゆるめる・下半身を開放する

車内でできる中で、最も即効性が高いのがこれです。
靴の締め付けが足の血流を悪くし、だるさを加速させます。
夜行バスに乗ったらすぐ靴を脱ぐ。これだけで体の楽さがかなり変わります。
ベルトも同様です。お腹の締め付けが気になると、リラックスできないのでゆるめるか外してしまいましょう。
夜行バスに乗る時、服装全体として「寝るための格好」を意識して準備すること。
外に出歩けるパジャマのようなものがおすすめです。
この一点だけでも、夜行バスの体験は大きく変わります。
それでも眠れない夜に知っておきたいこと

準備と環境を整えても、どうしても眠れないことはあります。 そんな夜のための話を、正直に書いておきます。
眠れなくても目をつぶるだけでいい、という話
「眠れない」と焦るほど、目が覚めてくることがあります。 「寝なきゃ、寝なきゃ」と思うほど眠れなくなるのは、睡眠の厄介なところです。
そういうときは、「眠れなくてもいい」と開き直ることです。
目をつぶって体の力を抜いていくだけでも、睡眠と同等とはいきませんが、ある程度の疲労回復にはなります。
到着時に「全く眠れなかった」ときの疲れとは、体感がかなり違います。
音楽や自然音を流しながら目をつぶっておく。 これが眠れない夜の、一番おすすめな過ごし方です。
暇つぶしにとスマホで動画を見たり本を読んだりする気持ちはわかります。
しかし、夜行バスの車内で過ごすのはただでさえ疲れやすいもの。
夜行バス車内の揺れている状況で画面を見ると酔いやすくなります。 翌朝の体調を崩すリスクがあるので、あまりおすすめできません。
寝れなかった朝、疲れを残さない過ごし方

眠れないまま朝を迎えてしまったとき、到着後の過ごし方で疲れの残り方が変わります。
到着後にカフェに入って、ゆっくりコーヒーを飲みながら体を起こす時間を作りましょう。
観光のスタートを1〜2時間ずらして、まず体を整えることを優先してください。
冷たい水で顔を洗うだけでも、かなりすっきりします。
いっそのこと、上から下まで着替えてしまうのもおすすめです。
どうしてもしんどい場合は、到着後すぐに動こうとせず、宿に荷物を預けて軽く休息をとることも選択肢のひとつです。
「眠れなかったから旅行が台無し」ではなく、「眠れなかったけど、なんとかなった」で終われるよう、余裕を持ったスケジュールを組んでおくのがおすすめです。
夜行バスで眠れない人がやるべきことリスト

最後に、やるべき対策をまとめます。
乗る前にやること
当日は適度に体を動かして疲れさせておく、乗車前にきちんと食事をとる(空腹NG・食べすぎNG)、カフェインとアルコールは乗車前に避ける、ゆったりした服装で乗り込む。
バスを選ぶときにやること
トイレ付きかどうかを必ず確認する、3列シートを優先的に選ぶ、4列を選ぶ場合はカーテン・仕切り付きを選ぶ、座席指定できるバスなら中間の列の窓側を選ぶ。
車内でやること
靴を脱いでベルトをゆるめる、ネックピロー・アイマスク・耳栓を使う、ブランケットで体温を管理する、腰にブランケットを丸めて当てる、休憩のたびに外に出て軽くジャンプする、眠れなければ目をつぶって音楽を聴く。
夜行バスで寝れないは解決できる?まとめ
夜行バスで眠れないのは、体質のせいではありません。 環境と準備を整えれば、夜行バスでもある程度は眠れます。
最初は「眠れなかった」としても回数を重ねると慣れる部分もあります。
また、一つひとつ対策をとることで毎回の乗り心地は確実によくなります。
一点だけ、正直に付け加えておきます。
それでも「どうしてもバスで眠れない体質かも」と感じる人には、夜行フェリーという選択肢もあります。
フェリーは船内を自由に動き回れて、横になれる個室タイプもあります。
夜行バスよりは料金が上がりますが、移動中に体を休められるという意味では大きな違いがあります。
「夜に移動したいけど、バスはどうしても合わない」という場合は、検討してみてください。
ぜひ次の夜行バスに乗る前に、この記事を参考にしてみてください。 目的地での翌朝が、ずいぶん変わるはずです。
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