坊ちゃん団子は愛媛・松山の道後温泉のお土産といえばこれと言わしめるもの。しかし、和生菓子のため賞味期限が気になってしまいます。
坊ちゃん団子を旅行のお土産にしたり、帰省先で友人や知人に配るにも、いつまで日持ちするのか心配です。
そこで今回は、坊ちゃん団子の賞味期限と、その日持ちを最大限に延ばす保存方法をご紹介します。
坊ちゃん団子は人気老舗有名店ごとに賞味期限が違うことを踏まえて、冷蔵や冷凍で日持ちを伸ばすことで美味しく食べきることができますよ。
ひと言でいうなら・・・
坊ちゃん団子の賞味期限は３週間が目安
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坊ちゃん団子の賞味期限はどれくらい?
坊ちゃん団子の賞味期限は、一般的に製造日から1週間前後が目安とされています。坊ちゃん団子の老舗有名店をいくつか例に挙げると、
・つぼやの坊ちゃん団子:製造日から7日間
・うつぼ屋の坊ちゃん団子:製造日から22日
・亀井製菓の坊ちゃん団子:製造日から45日
・一六本舗の坊ちゃん団子:約21日間
・巴堂の坊ちゃん団子:2週間
・白鷺堂の坊ちゃん団子:2日から3日(早めに冷蔵庫へ)
このように、坊ちゃん団子の賞味期限は老舗有名店によってかなりばらつきがあります。
最短が2日から3日の白鷺堂、最長が45日の亀井製菓となっています。ただし、多くの店が1週間から3週間程度を賞味期限としているようです。
では、賞味期限の長さがこれほど違うのはなぜかというと、保存料や包装などを含む梱包の方法にあります。
賞味期限の長い亀井製菓の坊ちゃん団子は、お土産物としてよくある箱入りの包装で密閉されています。
一方、白鷺堂の坊ちゃん団子は団子が密閉されておらず、和菓子屋さんで和菓子を買ったときのような包装になっています。
坊ちゃん団子は愛媛の松山・道後温泉のお土産物としても人気のもの。お土産物屋に並んでいるようなものであれば、賞味期限は２週間から３週間くらいは日持ちすると考えて間違いはないでしょう。
賞味期限が短いつぼやと白鷺堂の坊ちゃん団子は、道後温泉商店街（道後ハイカラ通り）にある直営店舗まで買いに行く必要があるため、間違うことはないでしょう。
なお、坊ちゃん団子は、餡子と求肥餅で作られた王道の和生菓子なので、開封後は早めに食べるようにしましょう。
坊ちゃん団子の賞味期限は冷蔵庫なら日持ちは?
坊ちゃん団子は冷蔵保存することで、ある程度賞味期限を延ばすことができます。一般的に冷蔵すれば、常温に比べて数日くらい日持ちが長くなる傾向にあります。
例えば、つぼやの坊ちゃん団子は常温で7日間の賞味期限ですが、冷蔵保存なら約10日ほどは日持ちします。うつぼ屋の坊ちゃん団子も冷蔵なら25日くらい日持ちするでしょう。
とはいえ、これはあくまでも自己責任での日持ちとなります。
坊ちゃん団子に表示された賞味期限は、未開封で常温で保存した場合に風味を損なわずに美味しく食べられる期限です。冷蔵保存を想定した賞味期限は明記されていません。
また、坊ちゃん団子の包装や製造方法によっては、冷蔵庫での冷蔵保存では日持ちはするけれど、風味が落ちる場合も考えられます。
特に、坊ちゃん団子で餡に包まれた求肥餅は冷蔵保存すると固くなってしまう可能性もあります。
冷蔵庫で冷蔵保存して日持ちさせたい場合は、坊ちゃん団子の店舗の指示に従うのが無難です。
例えば、白鷺堂の坊ちゃん団子は要冷蔵なので、松山・道後温泉の旅行から自宅に帰ったらすぐに冷蔵庫で冷蔵する必要があります。
もし、坊ちゃん団子をすぐに食べないので冷蔵庫での保存で日持ちさせたいなら、冷蔵保存ではなく冷凍保存が風味を損ないにくくておすすめです。
坊ちゃん団子の賞味期限は冷凍なら日持ちは?
坊ちゃん団子は冷凍保存が最も坊ちゃん団子の賞味期限を延ばすことができる方法です。
坊ちゃん団子ではありませんが、実際に大福などの和菓子が冷凍で販売されているのをよく見かけます。
それに、実際に私も坊ちゃん団子を冷凍して食べたことがありますが、普通に美味しく食べることができました。
例えば、うつぼ屋の坊ちゃん団子なら１カ月以上はかるく日持ちします。
ただし、冷蔵保存と同じくあくまでも自己責任での日持ちとなります。
坊ちゃん団子を冷凍保存するときは空気に触れないようにぴったりと密閉するのがポイント。
坊ちゃん団子を1つずつラップに包んでからジップロックなどの袋に入れて冷凍します。
冷凍した坊ちゃん団子を食べる際は、自然解凍するのがおすすめだそうです。
ただし、冷凍した坊ちゃん団子は風味が多少落ちる可能性があります。特に抹茶餡は抹茶の風味が飛びやすいので早めに食べるのがおすすめです。
坊ちゃん団子は開封後の日持ちは賞味期限と同じ?
坊ちゃん団子は、一度開封してしまうと賞味期限までの日持ち期間は大幅に短くなります。開封前の未開封状態の場合は、各店舗が設定した賞味期限の範囲内で日持ちしますが、開封後は数日で食べきる必要があります。
坊ちゃん団子は生菓子なので、外気に触れることで劣化が早まるためです。開封後は開封当日か翌日には食べきることが理想的です。
つまり、坊ちゃん団子は未開封の状態であれば各店の設定した賞味期限内は日持ちしますが、開封後は早めに食べきる必要があります。
坊ちゃん団子は賞味期限が過ぎても食べられる?
坊ちゃん団子の老舗有名店では、基本的に賞味期限を過ぎた坊ちゃん団子は食べないように注意喚起がされています。
坊ちゃん団子は和生菓子であることから、賞味期限内は風味を損なわずに美味しく食べることができるように作られています。
その賞味期限を超えると、坊ちゃん団子ならではの風味や食感が落ちたり、場合によってはカビたり腐る可能性もあります。
ただし、目安として賞味期限を3日程度過ぎた位であれば、見た目やにおいに異常がなければ、自己判断で食べられる場合もあるかもしれません。しかし、それ以上賞味期限を過ぎた坊ちゃん団子は、確実に食べるのは控えたほうが無難でしょう。
坊ちゃん団子を賞味期限内に食べられない場合は、すぐに冷凍するのがおすすめです。
坊ちゃん団子の賞味期限は老舗有名店で違う？まとめ
坊ちゃん団子の賞味期限と日持ちについてまとめます。
坊ちゃん団子は一般的に常温では製造日から２週間前後が賞味期限の目安ですが、店舗によってばらつきがあります。
坊ちゃん団子を賞味期限内に食べきれない場合は、日持ちする方法として冷蔵ではなく、冷凍保存がおすすめです。冷凍保存は日持ちが良く、1ヶ月以上は持ちます
ただし、一度開封してしまうと賞味期限はあまり関係なく、できるだけ早めに、理想を求めれば翌日には食べきることがおすすめ。
賞味期限が切れる前に、おいしい状態の坊ちゃん団子を堪能するのが一番です。保存方法を守りながら、この絶品和菓子を味わいましょう。
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