坊ちゃん団子は松山・道後温泉のお土産として、また夏目漱石の小説「坊ちゃん」ゆかりのものとして人気があります。
そんな坊ちゃん団子は、さまざまな老舗有名店、メーカーで販売されているので、どこが美味しくて、どこの店を選べばいいのか迷ってしまいます。
しかし、坊ちゃん団子はよく知ると味や食感、見た目、賞味期限などに違いがあったのです。
そこで今回は、松山・道後温泉の老舗有名店の坊ちゃん団子を食べ比べ、それぞれの特徴や美味しの理由をご紹介します。
ひと言でいうなら・・・
坊ちゃん団子はつぼやがイチオシ!
もう、坊ちゃん団子を買うときにどれを選べばいいか迷いません。
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坊ちゃん団子はどこが美味しい?
愛媛県の松山と道後温泉で愛される坊ちゃん団子。
道後温泉本館のお茶菓子としても採用されている坊ちゃん団子はお土産としても絶大な人気があります。
そんな坊ちゃん団子はお店によっていろいろと違いがあります。そこで好みの風味や味、お土産などの視点でどこが美味しいかをまとめました。
坊ちゃん団子で総合一番人気の老舗有名店!迷ったらここ
本ブログでの坊ちゃん団子の総合一番人気でおすすめは
「つぼやの坊っちゃん団子」。
根強い人気を誇るつぼやの坊ちゃん団子は、私も実際に食べて美味しかったし大満足でした。
「坊ちゃん団子は、一六本舗やうつぼ屋やよりも、つぼやが美味しいと思う。」
「坊ちゃん団子はお土産にもらったことがある。だんごの形はかわいいけど、美味しいかといわれるとなんとも言えない感じ。でも、道後ハイカラ通りで見かけたつぼやが夏目漱石の小説「坊ちゃん」に登場する団子屋のモデルと知って試しに買って食べてみた。そしたら、今まで思っていた坊ちゃん団子とは違ってとても美味しい。あんこがふわふわ柔らかでまた食べたいと思った。」
などなど、つぼや推しの知人が多かったです。
「坊ちゃん団子はどこが美味しいか?」
と聞かれたら他の老舗名店も伝えるのですが、そのお店は基本的に道後温泉でしか手に入らないのです。
坊ちゃん団子はどこが美味しいか知りたいときは、松山と道後温泉観光に行くときに立ち寄って坊ちゃん団子を食べたいか、お土産に買う坊ちゃん団子を選ぶとき。
賞味期限が短くて日持ちしないものや、道後温泉商店街(道後ハイカラ通り)の店舗でしか手に入らないものは買う場所を選びます。
つぼやの坊ちゃん団子も店舗は道後温泉商店街しかありません。
しかし、オンラインショップができたので、ネットでも購入することができるようになりました。
そこで今回は総合で一番人気の老舗名店として「つぼや」を挙げました。
なお、お土産としてさらに買いやすさに重点を置いた場合は、
「うつぼ屋の坊ちゃん団子」。
うつぼ屋の坊ちゃん団子は、抹茶色、黄色、小豆色3色の色が鮮やかで見ためがとてもかわいい。そしてももちもちした甘さ控えめでおいしい団子です。
うつぼ屋の坊ちゃん団子は、うつぼ屋本店以外にも松山空港、JR松山駅、道後温泉商店街のお土産屋さんなどなど、多くのお店で販売されています。オンラインショップもあるのでネットで購入することもできます。
また、うつぼ屋の坊ちゃん団子は、個包装した商品もあるのでお土産として配るのにもとても重宝します。
以上より、本記事の私の独断と偏見も踏まえて、
・つぼやの坊ちゃん団子(イチオシ)
・うつぼ屋の坊ちゃん団子(お土産としてイチオシ)
という結果になりました。
坊ちゃん団子の老舗名店といえばここ
松山、道後温泉の名菓である坊ちゃん団子は数あるお店やメーカーが趣向を凝らして販売しています。
この記事では私の独断と偏見で、坊ちゃん団子の老舗や名店、メーカーをピックアップしました。そのお店は6つ。
・うつぼ屋の坊っちゃん団子
・つぼやの坊っちゃん団子
・亀井製菓の坊っちゃん団子
・一六本舗の坊ちゃん団子
・巴堂の坊っちゃん団子
・白鷺堂の坊っちゃん団子
以降はこれらのお店やメーカーの坊ちゃん団子についてさまざまな角度からご紹介します。
坊ちゃん団子の老舗有名店で入手しづらいのは?
松山・道後温泉でしか食べられない 坊ちゃん団子があったとしたら、是非食べてみたくなりますよね。
実はそんな 坊ちゃん団子が道後温泉 商店街(道後ハイカラ通り)に あったのです。
道後温泉 商店街といえば 道後温泉の観光や散策でも大人気の風情ある商店街。
坊ちゃん団子を食べるために道後温泉に行ったときに立ち寄ったり、お土産にするのにもぴったりです。
ではそんな道後温泉ならではの希少な坊っちゃん団子のお店はここ!
・つぼやの坊っちゃん団子(道後ハイカラ通りの店舗とオンラインショップ)
・巴堂の坊っちゃん団子(道後ハイカラ通りの店舗のみ)
・白鷺堂の坊っちゃん団子(道後ハイカラ通りの店舗のみ、賞味期限2日と日持ちしない)
なかでも希少な坊っちゃん団子として一番は白鷺堂の坊っちゃん団子。
白鷺堂の坊っちゃん団子は、道後ハイカラ通りの店舗のみ販売のみならず、坊ちゃん団子の賞味期限が2日ととても短い。
日持ちしないのでお土産にしにくい点からも、道後温泉でしか食べられない絶品な坊っちゃん団子なら白鷺堂の坊っちゃん団子といえるでしょう。
坊っちゃんだんごは松山・道後温泉のお土産として知られていますが、白鷺堂の坊っちゃん団子をお土産にもらった人はほとんどいないでしょう。まさに道後温泉でしか手に入らない希少な坊ちゃん団子です。
同じく巴堂の坊っちゃん団子は、道後ハイカラ通りの店舗のみの販売ですが 賞味期限は2週間と長めでお土産にもピッタリ。
また、巴堂の坊っちゃん団子は、白鷺堂の坊っちゃん団子に比べて甘さが強めなので、和菓子の甘さ好きにはおすすめです。
ちなみに、巴堂の坊っちゃん団子は私のイチオシなので機会があれば必ず買っています。
つぼやの坊っちゃん団子は、総合一番人気として紹介したお店です。
もちろん、つぼやの坊っちゃん団子も希少でおすすめです。
しかし、今はネットショップでも購入することができることと、賞味期限が1週間とお土産としてはそこそこ日持ちすることで一番には選びませんでした。
坊っちゃん団子の老舗有名店でもちもちもっちり食感は?
坊っちゃん団子は求肥餅をあんこで包んだ小さめの三色団子。
坊ちゃん団子は求肥餅が入っているので、餅ならではのもちもちとした食感が美味しさの一つ。でも 坊っちゃん団子のもちもちした食感は、坊ちゃん団子を作っている老舗名店によって多かれ少なかれ違います。
そこで、実際に実食した私の主観で、もちもちとしたもっちりな食感が美味しい老舗名店の坊ちゃん団子をもっちり具合からご紹介します。
・うつぼ屋の坊っちゃん団子(もちもち度高い)
・亀井製菓の坊っちゃん団子(もちもち度中)
・一六本舗の坊ちゃん団子(もちもち度中)
・巴堂の坊っちゃん団子(もちもち度低い)
坊ちゃん団子を一口食べてもちもち~っと 思わず口にしたくなるのは うつぼ屋 の坊ちゃん団子。
うつぼ屋のおっちゃん団子は、あんと餅なら餅の方が割合が多くて甘さ控えめなので、もちもちした食感が口に残るのでしょう。
一般の三色団子は もちもちしているので、より団子に近い坊ちゃん団子と言えますね。亀井製菓と巴堂の坊ちゃん団子はほどよくもちもちという感じ。
一方、亀井製菓の坊っちゃん団子はあんこが多めなのに甘さ控えめでしっとり。一方、巴堂の坊っちゃん団子は、あんこが少なめなのに、あんの味がしっかりして甘みも強めと方向性が違います。
一六本舗はもちもち感はそこそこですが、あんこと餅の量が同じくらいで餡の味がしっかりて甘みも強めです。坊ちゃん団子は少し大きめですね。
坊ちゃん団子のもちもちした食感に重きを置くならうつぼ屋の坊ちゃん団子がおすすめです。
坊っちゃん団子の老舗有名店でふわふわ柔らかなのは?
坊ちゃん団子を一口食べるとふわふわ柔らかと感じるというのは、実際に食べてみないとわからないかもしれません。
このふわふわ柔らかというのは、一口食べるとなめらかでくちどけがいい餡子と包まれたふんわり柔らかな求肥餅のコラボによってほぉ~っと声に出したくなる感じです。
そんなある意味、一般的な団子の感想ではありませんが、ふわふわ柔らかな坊ちゃん団子ならこの2つの老舗名店が絶品です。
・白鷺堂の坊っちゃん団子(ふわふわやわらか度高い)
・つぼやの坊っちゃん団子(ふわふわやわらか度中)
どちらの坊ちゃん団子も甘さは控えめで、和菓子の甘さが苦手な人も食べやすいと人気です。
坊ちゃん団子の老舗有名店で甘さが多め
坊ちゃん団子はあんこたっぶりの団子なので、和菓子のあんこ好きにはたまらないお菓子です。
私も三色団子だけでなく、おはぎに大福、上生菓子も大好き。もちろん坊ちゃん団子も玉露のお茶とともに頂いたら最高です。
そんな坊ちゃん団子ですが、和菓子の甘味や餡子の味がさまざまな老舗有名店によって違います。
そこで、老舗有名店の坊ちゃん団子を食べ比べてみて、甘い餡子好きにおすすめの坊ちゃん団子を独自の主観から選んでみました。
亀井製菓の坊っちゃん団子(甘味ほどよく餡が主張)
一六本舗の坊ちゃん団子(甘味強めで餡が主張)
巴堂の坊っちゃん団子:甘味強め
亀井製菓の坊ちゃん団子は、一口食べると餡子の味がどんと主張しながらもねっとりとしたあんこ。甘さは餡を主張するのにいいバランスの甘さです。
一六本舗の坊っちゃん団子は甘くてしっとりして上品なあんこの味が口の中に広がります。一六タルト好きの私にはタルトのあんこを彷彿とさせる味です。
巴堂は団子というより甘い餡子の和菓子という感じで、甘味が比較的強めで緑茶と一緒に食べるのがおすすめの味です。
坊ちゃん団子の老舗有名店で色合いと大きさの違い
坊っちゃん団子は3つのあんこ団子串に刺さったもので、色合いは濃緑色(抹茶色)と黄色と茶色(小豆色)。
坊ちゃん団子の見た目は老舗有名店、メーカーによってもほとんど色が変わりません。あの団子の小ささと色合いが坊ちゃん団子だからなのかもしれません。
とはいえ、坊ちゃん団子をよくよく見ると少し違いがあります。
そこで、坊ちゃん団子のそれぞれの老舗有名店の色合いと大きさについてざっくりとまとめました。
つぼやの坊っちゃん団子(マットな色合い、黄色ではなく白い白餡)
うつぼ屋の坊っちゃん団子(鮮やかできれいな色合い。黄色は卵不使用)
亀井製菓の坊っちゃん団子(マットな色合い)
一六本舗の坊っちゃん団子(マットな色合い、大きめ)
白鷺堂の坊っちゃん団子(マットな色合だけど色鮮やか、大きめ)
巴堂の坊っちゃん団子(鮮やかできれいな色合い、小さめ。9倍のジャンボ坊ちゃん団子あり)
一六本舗の坊っちゃん団子(マットな色合い、大きめ。パステルカラーの優しい色合いのマドンナ団子があります。
坊ちゃん団子の老舗有名店で値段が安いのは?
坊ちゃん団子をお土産に買うなら値段も気になるところ。坊ちゃん団子の1本あたりに換算して値段を計算しました。(2024年4月時点のもの)
つぼやの坊っちゃん団子:130円(税込)
うつぼ屋の坊っちゃん団子:129円(税込)
亀井製菓の坊っちゃん団子:125円(税込)
一六本舗の坊ちゃん団子:129円(税込)
巴堂の坊っちゃん団子:130円(税込)
白鷺堂の坊っちゃん団子:130円(税込)
坊ちゃん団子は老舗有名店やメーカーで大きく値段は変わりませんでした。あえていうなら、値段が安いのは亀井製菓の坊ちゃん団子で1本125円。
なお、坊ちゃん団子の値段は、一箱に入っているの本数などによって値段が変わります。あくまで目安として参考になればと思います。
坊ちゃん団子の老舗有名店で個包装でお土産にピッタリは?
坊ちゃん団子をお土産で用意するなら、配りやすいように個包装されていると便利です。坊ちゃん団子が個包装されているかを老舗有名店やメーカーごとにまとめました。
つぼやの坊っちゃん団子:個包装なし。包装は2本から
うつぼ屋の坊っちゃん団子:個包装あり
亀井製菓の坊っちゃん団子:個包装あり
一六本舗の坊ちゃん団子:個包装あり
巴堂の坊っちゃん団子:個包装なし。包装は2本から
白鷺堂の坊っちゃん団子:個包装なし。1本でも包装なしで買える
坊ちゃん団子の個包装は、うつぼ屋と亀井製菓、一六本舗と、あちこちのお土産物屋で見かける老舗有名店メーカーのものにありました。
つぼやと巴堂の坊ちゃん団子は1本はありませんが、最小では2本単位で包装したものがあります。白鷺堂はありません。
坊ちゃん団子の老舗有名店の賞味期限は?
坊ちゃん団子はお土産にするなら賞味期限が気になるところ。旅行や帰省から帰ってから友人や知人などにお土産を配ることを考えると賞味期限は長い方が安心ですね。
坊ちゃん団子の老舗有名店とメーカーの賞味期限の長さは
つぼやの坊っちゃん団子:製造日より7日間
うつぼ屋の坊っちゃん団子:製造日より22日
亀井製菓の坊っちゃん団子:製造日より45日
一六本舗の坊ちゃん団子:約21日間
巴堂の坊っちゃん団子:2週間
白鷺堂の坊っちゃん団子:2日から3日(早めに冷蔵保存)
坊ちゃん団子の老舗有名店それぞれの特色
松山と道後の坊ちゃん団子の老舗有名店、メーカーでは、長年受け継がれてきた伝統の味わいを大切に守っています。
本記事で取り上げた老舗有名店について選ぶ決め手になった点などを簡単にご紹介します。
つぼやの坊っちゃん団子の味と決め手
愛媛県道後温泉の老舗和菓子店「つぼや」では、夏目漱石の小説「坊っちゃん」にゆかりのある”坊っちゃん団子”が作られています。実は小説に登場した団子屋の実在のモデルがこのつぼやだったのです。
2代目主人が漱石の愛した「湯晒し団子」から着想を得て、新しい坊っちゃん団子を考案。こうして松山・道後の元祖坊っちゃん団子が誕生しました。
つぼやの坊っちゃん団子は、厳選された国産素材と職人の手作りによる逸品です。3種の風味豊かな餡子と、もちもち柔らかな求肥生地が絶妙の味わいを生み出しています。
例えば抹茶餡には香り高い宇治抹茶、小豆餡には北海道の上質な小豆が使われるなど、細部にまでこだわりが光ります。
実際に食べてみると、口の中に広がるのは優しい甘味と上品な風味。和菓子が苦手な人でも気付けば手が伸びてしまうほどの美味しさ。
つぼやの伝統の技から生まれた、つぼやならではの坊ちゃん団子の味を感じることができます。
うつぼ屋の坊っちゃん団子の味と決め手
愛媛県松山市の老舗和菓子店「うつぼ屋」の坊っちゃん団子は、道後温泉本館の定番お茶菓子として知られています。観光地を訪れた人々に長く親しまれてきた、まさに旅の想い出菓子です。
パッケージには夏目漱石の肖像が描かれており、この坊っちゃん団子が明治時代の文学作品にゆかりがあることが一目でわかります。中身を開けると、緑、黄、茶の三色がきれいに並んだ団子の姿が目に飛び込んできます。
実際に口にすると、まずモチモチとした食感に驚かされるはず。中のお餅には風味がしっかりと付いており、餡のほんのり控えめな甘さとうまく調和しています。餡の種類は抹茶、白、小豆の三種で、それぞれに素材本来の風味が感じられます。
一粒の大きさも手作り品らしく存在感があり、噛みごたえもバツグンです。値段は手頃で、賞味期限も製造日から約3週間と長めなのでお土産にもぴったりです。
老舗の味わいと、丁寧に作られたモチモチの食感が魅力的なお茶菓子です。
一六本舗の坊っちゃん団子の味と決め手
一六本舗は、有名な「一六タルト」だけでなく、愛媛の老舗和菓子店ならではの「坊っちゃん団子」も人気商品です。
パッケージを見るとそこに描かれた坊っちゃんのイラストから、この団子が夏目漱石の小説にゆかりがあることがひと目でわかります。
一六本舗の坊っちゃん団子は、3色の餡(緑・黄・茶)がモチモチの生地で包まれた、存在感のある一品。それぞれの餡は素材を吟味し、抹茶は八女産、黄味は卵黄をふんだんに使うなど、こだわりが光ります。
食べてみると、上品な味わいとしっとりとした食感に驚かされます。特に黄身の味が主役を張る黄色の団子は、和菓子らしくない主張の強さが新鮮です。
一六タルトで人気の味も感じられ、まさに老舗の技が光る高級和菓子といった佇まいです。
また別売の「マドンナ団子」は、ピンク、白、茶の3色で、イチゴ、ミルク、コーヒー風味の洋風な味付けが新しい発見となりそうです。価格は手頃で、手土産にもぴったりの一品です。
亀井製菓の坊っちゃん団子の味と決め手
亀井製菓の坊っちゃん団子は、松山道後温泉のお土産のイメージでお土産物屋に行くと必ずといってもいいほど見かけます。
坊っちゃん団子は夏目漱石ゆかりの団子ですが、亀井製菓の坊っちゃん団子のパッケージは「だんご」。
だんごの見た目への自信とそこから伝わるおいしさをひしひしと感じます。
坊ちゃんだんごの肝ともいえる餡は、緑色が抹茶あん、黄色が卵の黄身あん、茶色が小豆あん。
この三色のあんが柔らかい餅を包んでいます。
実際に亀井製菓の坊ちゃん団子食べてみてもまず思い浮かぶのが「だんご」。
あんの量が中に入った柔らかい餅よりも多めで存在感があるにも関わらず「だんご」が思い浮かぶ不思議さ。
しっとりねっとりで上品な甘さを感じる坊ちゃん団子は、和菓子であんこが好きな人も団子が好きな人にもおすすめです。
また、坊ちゃん団子の賞味期限は製造日より45日とかなり長めなのでお土産にピッタリ。値段も1本あたり120円くらいです。
オンラインショップで販売もしています。
巴堂の坊っちゃん団子の味と決め手
巴堂は大正10年創業の歴史ある店舗で、坊ちゃん団子は道後温泉でしか手に入りません。通常の9倍もの大きさの「ジャンボ坊っちゃん団子」でも知られています。
店内には坊っちゃん団子を食べられるスペースもあり、和風の赤い長椅子に座ってお茶と一緒に頂くことができます。坊っちゃん団子以外にも、老舗ならではの和菓子「子規」も絶品です。
巴堂の坊っちゃん団子は外観がつやつやとした鮮やかな色合いが特徴で、抹茶、白あん、小豆の3種のあんこが求肥で包まれています。
甘みが強めながらもさらっとした上品な味わい。餅はもちもち食感でボリュームはありつつ、あんこの量が多めなのが「ザ・和菓子」という感じ。
個包装なしで2本から販売されています。賞味期限は約2週間。1本130円とリーズナブルな価格設定も魅力です。
通常サイズだけでなく、ジャンボサイズの存在も大注目。和菓子好きにはぜひおすすめな老舗の一品です。
白鷺堂の坊っちゃん団子の味と決め手
大正三年創業の愛媛・道後温泉の老舗和菓子店「白鷺堂」。
白鷺堂の坊っちゃん団子は店内で職人が1つ1つ手作りしており、その姿を見られるのが驚きです。団子の形にばらつきがあるのも手作りならではの魅力ですね。
色鮮やかな抹茶、卵黄、小豆の3種類のあんこが入っており、それぞれ風味が感じられる上品な味わい。あんこはしつこくなくあっさり上品で、柔らかくてふわふわの食感が特徴です。
一口食べると、しっとりとした柔らかな食感と上品でほどよい甘さを楽しめ、お茶と一緒に食べるのもおすすめ。手作りを感じさせる形や色合いと本物の味わいが魅力的です。
包装なしなら1本からでも気軽に購入可能で、店内で食べられるのも良いポイント。
包装した坊ちゃん団子でも賞味期限が2、3日と日持ちしないので、お土産にするなら要冷蔵で早めに食べきる必要があります。
価格は1本130円とリーズナブル。大量生産品とは一味違う手作りの白鷺堂の坊っちゃん団子。手間暇を感じさせる昔ながらの手作り和菓子で、道後温泉の思い出にぴったりの一品です。
坊ちゃん団子はどこが美味しい?まとめ
坊ちゃん団子は愛媛県の銘菓で、老舗の技と伝統の味わいが魅力です。
一番人気は夏目漱石ゆかりの「つぼや」の坊ちゃん団子。ふわふわモチモチの食感と上品な甘さが絶品です。「うつぼ屋」はより団子の風味が全面に現れた甘さ控えめで人気。「亀井製菓」はあんこの風味が全面に現れたしっとりねっとり。「一六本舗」は卵黄たっぷりの風味豊かな3色の餡が魅力的。「巴堂」はモチモチ食感と強め甘みの茶菓子向き。「白鷺堂」は手作りならではの出来たて柔らかさと素朴な味わいが人気です。
これらの老舗店では、長年受け継がれた職人技で丁寧に作られています。生地からあんこまでの職人技へのこだわり、厳選された素材を使用しているからこそ、奥深い味わいが楽しめるのです。
坊ちゃん団子は食べ方も楽しみ方も様々。お茶やコーヒーなどと合わせれば、またひと味違った風味が広がります。
一つのお店を選ぶもよし、坊ちゃん団子を食べ歩いて自分なりの美味しいお店を見つけるのも旅の楽しみの一つにおすすめです。
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