赤福の「白餅黒餅」は、素朴な黒餅と上品な白餅を同時に楽しめる人気の和菓子です。
しかし、赤福の白餅黒餅は賞味期限が他の和菓子に比べて短めなことをご存知でしたか?
この記事では、白餅黒餅の正確な賞味期限や日持ち、保存方法などをご紹介します。
また、冷蔵保存した場合の日持ちの違いや、期限切れ時の見分け方なども詳しく解説しています。
賞味期限を過ぎると風味が落ちてしまう白餅黒餅。でも、正しい知識さえ身につけておけば、おいしさを長く保つことへの安心につながります。
ひとことでいうなら・・・
白餅黒餅の消費期限は常温で3日。夏は2日
スポンサーリンク
赤福の白餅黒餅の賞味期限は何日?
赤福の白餅黒餅の賞味期限を考える上で重要なポイントは、「賞味期限」ではなく「消費期限」であること。この2つには大きな違いがあります。
そこで、まずは赤福の白餅黒餅の日持ちを知る上でポイントになる賞味期限と消費期限の違いをおさらいします。
赤福の白餅黒餅は賞味期限ではなく消費期限が設定
赤福の白餅・黒餅は生菓子ですので、「賞味期限」ではなく「消費期限」が設定されています。この2つには大きな違いがあります。
賞味期限は食品の品質が保たれる期限を指しますが、消費期限はその期限を過ぎると健康被害の恐れがあり、絶対に食べるべきではない期限を意味します。
生菓子は微生物が繁殖しやすいため、より厳しい基準の消費期限が適用されるのです。
赤福の白餅黒餅のそれぞれの餡とお餅には水分が含まれており、防腐剤なども使用していないため日持ちが良くありません。
そのため、赤福の白餅黒餅は賞味期限ではなく消費期限が設けられており、常温で指示どおり保存した場合の製造日を含めた日持ちの日数が決まっています。夏場は更に期間が短縮されます。
次からは白餅黒餅の賞味期限は消費期限と置き換えて読んでくださいませ。
赤福の白餅黒餅の賞味期限の日数は?日持ちは夏と冬で違う?
赤福の伝統の味わいと新しい味わいを併せ持つ「白餅黒餅」。この人気商品の賞味期限(消費期限とする)はどのくらいなのでしょうか。
赤福公式サイトによると、白餅黒餅の消費期限は以下のようになっています。
【夏期】製造日含む2日間
【冬期】製造日含む3日間
つまり、夏場は製造日を含めて2日間、冬場は製造日を含めて3日間が賞味期限(消費期限とする)となります。一般的な和菓子より短めの賞味期限が設定されているため、注意が必要です。
「製造日を含めて」と「消費期限」の2つの点が、赤福の白餅黒餅の日持ちを思った以上に短くしているので気を付けましょう。
賞味期限(消費期限とする)を過ぎると、お餅が硬くなったり、あんこの味や風味が落ちてしまいます。
腐りかけの可能性もあるのでなるべく早めに食べきることが、美味しく頂くためのポイントとなります。
白餅黒餅の日持ちはどのくらい?
赤福の白餅黒餅の消費期限ではなく実際の日持ちについてはどうでしょうか。
赤福の白餅黒餅は8個入りで折詰に詰めて販売されています。白餅黒餅は甘い和菓子なのもあって8個全部を一度に食べきれない場合もありますよね。
赤福の公式の賞味期限(消費期限とする)は上記の通りですが、適切に保存すれば、ある程度日持ちはするもの。
製造直後は、白餅黒餅は最もおいしい状態です。時間が経過するにつれて徐々に劣化が進みますが、賞味期限当日までなら、おいしさはそれほど変わりません。
ただし、賞味期限(消費期限とする)を過ぎると、お餅が少し硬くなり、あんこについては、若干風味が落ちます。
そして、時間が経過するにしたがって美味しさがどんどん落ちていきます。
赤福の白餅黒餅の保存状態によっては、消費期限を数日過ぎても食べられる場合もありますが、その場合は自己責任になることを忘れずにしましょう。
赤福の白餅黒餅は保存方法で美味しさ長持ち
赤福の白餅黒餅をおいしい状態で長持ちさせるための保存方法は、赤福では次のようなアドバイスがあります。
・直射日光の当たる場所、高温多湿な環境は避ける
・常温保存が理想的
・冷蔵庫に入れすぎない(乾燥して硬くなる)
直射日光や高温多湿は、お菓子の品質を劣化させる大敵です。白餅黒餅も例外ではありません。常温で風通しの良い場所に保管するのがベストです。
人によっては冷蔵庫に入れがちですが、かえって乾燥して硬くなってしまう可能性があります。冷蔵庫は避けたほうが無難でしょう。
また、白餅黒餅は、常温保存の場合は密閉容器に入れすぎは避けましょう。餅と餡がベタついて食感が悪くなる恐れがあります。
赤福の白餅黒餅は和紙で包装したまま、風通しの良い涼しい場所で保管するのが理想的です。
なお、消費期限内であっても異臭がしたり、見た目やにおい、味に異変がある場合は腐っているおそれがあります。その場合は消費期限内でも食べないようにしましょう。
赤福の白餅黒餅の美味しさを長持ちさせるコツは?
白餅黒餅の日持ちと美味しさを最大限に引き出すためには、以下のようなコツを押さえておくと良いでしょう。
・購入後はなるべく早めに食べる
・分けずに一緒に保存する
・一度で食べきるのが理想
まず、赤福の白餅黒餅は購入後はなるべく早めに食べきることが、最も重要なポイントです。製造直後の方が当然おいしいので、買ってすぐ食べるのが一番です。
次に、赤福の白餅黒餅は折箱から取り出さずに、一緒にまとめて保存することをおすすめします。折箱から出すと、乾燥が進んだり、お互いにベタついてしまう恐れがあります。
理想を言えば、赤福の白餅黒餅は購入後すぐに1箱一気に食べきるのが一番美味しい食べ方になります。
とはいえ、赤福の白餅黒餅は1箱8個入りなので家族やグループで食べる分には良いのですが、一人で食べきるのは量が多すぎるかもしれません。
その場合は、赤福の白餅黒餅の残りは折箱に入れたまま蓋をして、和紙の包み紙で包みます。そして翌日などできるだけ早く食べてしまいましょう。
なお、赤福の白餅黒餅を長く日持ちさせたい場合は冷凍保存しかありません。
赤福の白餅黒餅の賞味期限の確認方法
ところで、赤福の白餅黒餅の賞味期限(消費期限とする)と製造日はどのように確認するのでしょうか?
赤福の白餅黒餅の消費期限は白餅黒餅の折箱を包む包装紙、それも表面に直接記載されているのですぐにわかります。
画像の赤福の白餅黒餅には、青色の印字で「消費期限 24.4.12」と記載されています。
この消費期限は、一般的には製造日を含めて3日後、夏間は製造日を含めて2日後の日付が記載されています。
つまり、赤福の白餅黒餅はこの印字された消費期限の当日中に食べ終わるのがベストです。
赤福の白餅黒餅の賞味期限は?まとめ
赤福の人気商品「白餅黒餅」の賞味期限は、夏場は製造日含む2日間、冬場は同3日間と比較的短めに設定されています。製造直後が最もおいしい状態で、時間の経過と共においしさが落ちてくるためです。
適切な保存環境であれば、賞味期限前日までならおいしさはあまり変わりませんが、当日は多少硬くなったりあんこの風味が落ちる可能性があります。購入後はなるべく早めに、箱のまま常温で風通しの良い場所に保管し、一気に食べきるのが理想的です。
賞味期限と製造日は、箱の外側の賞味期限シールから判断する必要があります。この期限内に食べきり、おいしい状態で味わうことが大切なポイントとなります。観光のお土産などで購入した際は、注意が必要です。
コメント